離婚する夫婦の数 厚生労働省では、様々な世の中のデータを取りまとめて発表しています。 このデータによって、「自分の生活が世間でどのぐらい平均的なものなのか」など社会の動向をみることができます。 厚生労働省の公開データによると、平成18年の婚姻数は約73万2千組で人口の5.8%に当たります。 この数は、ここ数年横ばいです。 これに対して、離婚件数は約25万8千組で減少傾向にあります。 なぜ減少するのかという離婚の減少理由ですが、婚姻そのものの内容が慎重になっていることがあげられます。 また、婚姻届数に変動がないことから考えると、現代の夫婦の考え方が柔軟になってきているということかもしれません。 しかし、減っているとはいえ現実に約2秒間で1組の夫婦が離婚しているという事実があります。 年金制度の改正を待っていた高齢の夫婦が熟年離婚している事実もあります。 この数字は市町村役場で受理された法律上の離婚を行った夫婦の件数ですから、別居などの事実上は離婚状態にある夫婦や、離婚予備軍の夫婦を含めるともっともっと多いと言えるでしょう。 |
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離婚とドメスティックバイオレンス(DV) 離婚の原因が、配偶者の暴力による場合が増えてきていますが、この近親者からの日常的な暴力、あるいは家庭内暴力のことをドメスティックバイオレンスと呼んでいます。 本来の意味は同居関係にある妻や夫、または家族、内縁関係の夫婦などが受ける暴力、虐待の全般のことですが、恋愛関係にあるカップル間にも暴力で支配しようとする関係があることが、最近の調査で分かってきました。 ドメスティックバイオレンスは、離婚の理由になりえます。 命に関わるような場合には、まず逃げること、それから離婚の手続きに入っていく、という順番になります。 ドメスティックバイオレンスの種類は、以下のようなものがあります。 (1)身体的虐待: 殴る、蹴る、物品をぶつける、火傷などの外傷を負わせる、などといった一方的な暴力行為のこと。 (2)精神的虐待 怒鳴りつける、ののしる、無視するなど、精神的にストレスを与える行為を繰り返して行うこと。 (3)性的虐待 性行為を強要すること、また一方的に行うこと。 同意を得ない行為は、近親間強姦とも言えます。 (4)経済的暴力 経済的に不安定にさせること。 仕事を制限したり、生活費を入れないなどの行為がある。 (5)社会的隔離 近親者を、実家や友人から隔離する。 電話や手紙を点検し、妨害すること。 |